必要な人
- ふに
- 2020年9月3日
- 読了時間: 3分
日本の子ども、幸福度が最低水準
と、いう記事を本日ヤフーニュースで見た。
国連児童基金(ユニセフ)は3日、先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度を調査した報告書を公表、日本の子どもは生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が37位と最低レベルだった。「身体的健康」では1位だったという。
以前20歳から45歳までの死因の一位は自殺と書いたのだが、まぁ、若い世代でも自殺は二位とか三位なのだが、その若い世代の死因の一位は外傷なので自殺が一位という見方もできるだろう。年取ったら取ったで外傷が病気に置き換わるだけなので大差がない状態である。実際、病気の頻度が外傷の頻度を超えたために死因統計で病気が上に来ているだけなのだし。。という訳で、自殺の高さから精神的幸福度を測るのであれば、子供から大人まで最低水準だろうと思われる。
ところでこの記事を読んでいるあなたはどうだろう。
幸福だろうか、そうでないだろうか。
ふにのホムペは人生につかれた人が訪れるページなので、たぶんつかれているかもしれない。
現代日本に生活を仕事の人質にとられていない人間が何割いるのかわからないが、裕福でも幸福でない方もおり、貧しくとも幸福な人もおられるようである。
人間とは、他人との心の通った繋がりを多少なりとも持つものである。
多かれ少なかれ付き合いはあるし、隠遁生活しない限り毎日それなりにあるだろう。
人は、当たり障りのない普通に話せる友達を大量にもつよりも、少ないが真に心の通った人との繋がりがあればその幸福具合(正確には心や精神を安定させる度合いは)高いという記事を、精神医学か何かのジャーナルで読んだ記憶がある。
いじめ、に関して言うのであれば、いじめられている本人に心の通った人間はいないと思われる。親にも話せない、話す先は最近初めて外来受診した先の診療所の医者くらい。
さて、では、周囲の人間をもう一度みてみよう。
言いたいことを言えないような親、最近知り合ったばかりの精神医学の医者、続いて先生やクラスメイト、いとこや叔母さん叔父さんなど……。
果たしてこの中に真に心の通った人はいるだろうか。
いない。と、ふには結論づけるだろう。
いじめ問題で騒ぐ教育委員会や教職、とりあえず画面に出てくるもの達は、親も含めて実は真に心の通った人ではない。そして、それらはいじめられた存在が死亡したあとになって表に出てくるもの達だ。正確には表に出されるもの達でもある。
ふにが思うのは、そんな心の通っていないもの達しか周囲に居ない中で自殺していったのだろうなぁという。感想である。
ふには人と関わるのが得意ではない。
友達も少ないし。親との仲もわるい。
だが、幸いなことに私が会話をしていて心が楽になるような人たちはふにの周囲に居るのである。
たった一人で良いと思います。
今からでも遅くないので、そんな人と巡り合うために生きてみてはどうだろうか。
君が今、自殺寸前なら、あと一年くらいそんな人を探してみてはどうだろう。
今まで散々、最低なもの達しか君は見ていないはずだ。
逆説的に言えば、最低ではない人間を見極める眼を既に君は持っているだろう。
そして、自分自身が最低かそうでないかを見極めることもできるはずだ。
人間とは、自分にとって都合のよい存在ではない。対等に位置する存在だ。
君が苦しかったり、相手が苦しかったりする関係は、対等ではないし、そんな関係が心の通った繋がりであるはずもない。
君と同じように、意識を持って、自分の考えを持って、君と同じように人を見るし見て、その結果お互いに良い関係を築ける存在が、きっと今の君に必要な存在だと、そう思いますっ♪

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